娑婆の生活にも体が慣れてきました。 2月6日(土) [独り言]
釈放されてから5日経ちました。
収監中は青空が続いていたのに、釈放後は雲が多い日が続き、富士山の姿が見えませんでした。
収監中は完全暖房でしたので、家に戻ると寒さが身に沁みます。
普段のペースに戻るまで、5日ぐらいかかりました。
久しぶりに帰ると、ベランダの花たちの様子が変っています。
咲きかけだった、鉢植えの梅も咲ききって、花は散り始めていました。
チューリップの球根は15個中10個が芽を出しました。
クリスマスローズの花もかなり大きくなりました。
昨日は久しぶりに、空は晴れ渡り富士山も綺麗に見えました。
少なかった雪も増えて、例年通りの富士山になってます。
昨日は比較的暖かかったので、近所の散歩に出かけました。
近所の公園の梅は満開でした。(次回記事アップ予定)
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1月20日の記事までは、毎日廊下Walkingができました。
それ以降はあまり歩くことは出来ませんでしたので脚力は弱りました。
++++++++ 収監中のこぼれ話 ++++++++
1月20日お昼頃、看護師が来て翌日の処刑内容の説明をしてくれました。
「takenokoさん、今回の治療は足の付け根からカテーテルを挿し、患部に薬を入れる治療です。
したがって、細菌防止のため、毛を剃ってください。」
と言って、これを置いていきました。
浴室へ行き、・・・・・・
かくしてtakenokoは生まれた時の様になりました。
刑執行日の朝、きれいな朝の景色が見られました。
午後までは飲まず食わずの待機時間です。
午後2時頃、呼び出しが来ました。
部分麻酔だけなので、ずっと意識はあります。
3時半ごろ終了、部屋に戻ります。
2時間は絶対安静で、その後もベッドを下りることは出来ません。
逃亡防止のため、こんなシートが床にあります。
これを踏むと、センサーが反応し、監視員(看護師)にしらせが行きます。
翌日から、駆除剤(?)の影響で発熱、食欲減退が続きました。
そしてあるアクシデントがあり、釈放日が遅くなりました。
体調が徐々に回復していき、窓からの眺めも見る余裕が出てきました。
1月25日にはきれいな月の出も見ることができました。
そして、29日に追加処罰(検査)をすることに・・・・
前日夕食はスープを丼に1杯です。
翌朝、6時にこんなボトルが置かれました。
(午後の紅茶のペットボトル・500ccは比較のため写しています)
2Lの液体を、2時間で飲み干すよう命じられます。
この検査を経験された方は分かると思いますが、結構大変なんです。
お腹の中はきれいさっぱりの状態で、待つこと数時間。
この頃は、食欲減退は治まっていましたので、空腹でたまりません。
無事終了し、ホッとしました。
その日のうちに、腕の針とチューブを外され、身軽になりました。
30日、31日はのんびり過ごします。
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出所日の前日(1月31日)の夕食は図らずも、赤飯でした。
一晩寝て、出所日の朝食をいただきました。
とりあえず収容所の最後の食事になりました。
精算を済ませ、隣接している駅からシーサイドラインに乗って帰りました。
今回の処置で根治したわけではありません。
今後、爆弾を抱えたまま、生活をすることになります。
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体はほぼ回復しましたので、ボチボチカメラを持って出かけたいと思っています。
次回以降はいつもながらの記事になります。
しばらく更新は不定期になります。
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本日もご訪問ありがとうございました。