中山道歩き15-2 4月20日(水) [中山道を行く]
昨日はさわやかな良い天気でした。
久しぶりにいつもの川沿いの散歩道を歩くと、桜は散り、木々が一斉に芽吹きました。
2週間ぶりの散歩でしたので非常に新鮮でした。
横浜では、今日も晴れの天気のようですが、明日は雨になります。
良い天気は続かないです。
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茂田井間の宿(もだいあいのしゅく)の続きです。
武重本家酒造の一角を過ぎて先に進みます。
小さな空き地から浅間山がよく見えました。
白壁の坂道を上ります。
ここは何回か旅番組で見た事があります。
もう一軒の酒屋、大澤酒造の前まで来ました。
門から中へ入ると、大きな屋敷がありました。
大澤家は代々茂田井村の名主でした。
右の、のれんのかかっているところは、大澤酒造民俗資料館となっています。
時間のロスをしたくないので中には入りませんでした。
(後で調べたら中で試飲もできたそうです・・基本的には酒は飲んではいけない体です)
外へ出ると、高札場跡の案内がありました。
高札場は名主の屋敷の近くに立てられたそうです。
進みながら路地の中を覗くと、時代劇にでも出てきそうな壁が続いていました。
<前記事の武重酒造の裏手では、「たそがれ清兵衛」のロケがされたとか、>
小さな広場があり、真新しい格子の引き戸が付いた建物がありました。
こういう言葉は久しぶりに見ました。
若い人は分かるでしょうか。(読み方も、意味も)
せっかくなので使わせていただきました。
「平」の家紋が付いた大きな蔵、綺麗な松の木などが続きます。
塀に欄間の様なものが付いています。
これも珍しいですね。
このような道が続きます。
歩いている人はほとんどいません。
時々軽トラックが通るので、その都度端に避けます。
左に曲がる角に、人の背丈より大きい馬頭観音が立っていました。
街道から離れますが、ここを左に曲がり進むと、無量寺というお寺に突き当たります。
天台宗比叡山延暦寺の末寺です。
この枝垂れ桜はきれいでした。
六地蔵に覆いかぶさるように枝垂れ桜が咲いています。
こんなのどかな場所にあるお寺です。
引き返して再び中山道を進みます。
通り沿いには大きな家が続きます。
高札場跡の案内がありました。
茂田井村は戸数が多く、上組と下組があり、ここは上組の名主の跡地だと思われます。
道は坂道になり、横には石割坂の案内があります。
急な坂に大きな石があり、通行に差し障るので、石を割って道を通したといわれます。
手書き風な案内もありました。
上の板は字を彫ってあります。
茂田井の集落も終りかかった所に、一里塚跡がありました。
一里塚を模して、小さな小山が作ってありました。
道路沿いの屋敷は少なくなり、遠景が見える様になりました。
最後の大きな建物でした。
大きな産業があるわけでもないところで、大きな屋敷を維持するのも大変でしょうね。
広い道と合流するところが茂田井間の宿の出口でした。
茂田井上というバス停でした。
この先は芦田宿に続いていきます。
続きは次回に掲載します。
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本日もご訪問ありがとうございました。
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D7100
AF-S DX NIKKOR 18-105mmf3.5-5.6G ED VR
宿場町の景観がそのまま残っているんですね。
by 斗夢 (2016-04-20 05:18)
私の故郷は中山道と原市新道しかなかった!その後バイバス道路〜産業道路と呼ぶ大きな道路が出きて〜開発は道路から発展する事が朧気ながら解った気がしました〜何十年も前の事です〜(笑)今はおのぼりさんで〜何処も独りで歩く事さえ出来ません。車を借りて昔の勘で走っていたら〜秩父の方まで行ってしまい・度肝を抜かれましたっけ。ホッホッホッ・もう〜冒険は止めました
by 沈丁花 (2016-04-20 06:05)
おはようございます。
takenokoさんの健脚にいつも驚きの
思いで読ませてもらっています。
お体の都合もあるでしょに・・・
私も頑張って体を動かさないといけません。
by yoko-minato (2016-04-20 06:22)
おはようございます
名主の家は流石に立派ですね
しだれ桜とお地蔵さんは絵になります
by kazu-kun2626 (2016-04-20 06:51)
徒歩での旅ならではの風景ですね^ ^
旧道沿いには、まだまだ昔の雰囲気が残っているんですね!
by モカ (2016-04-20 07:52)
おはようございます!
試飲のチャンスがあっても旅の途中では
飲めないですね。
by Take-Zee (2016-04-20 08:13)
お早うございます。
歴史を感じる良いコースですね〜
by yakko (2016-04-20 08:53)
雪隠、この表記は珍しいですね
厠どころか便所さえも最近は見ないですね
六地蔵と枝垂れ桜、いい画ですねぇ
by さる1号 (2016-04-20 09:32)
どこの宿場でも、有力者(云ってみれば金持ち)が造り酒屋を経営する例多いみたいですね。
by dojita (2016-04-20 09:48)
昔からの佇まいがそのまま残っているのですね。
舗装道路じゃなかったら、そのままタイムスリップした感じでしょうね。
by kuwachan (2016-04-20 09:50)
雪隠・・・・趣きのある表現ですね。
雪をかき集めて隠す・・・・何を?・・・ ^^;
by 般若坊 (2016-04-20 11:51)
風情のあるテクテク歩き、オツな味がします。
by okko (2016-04-20 15:35)
先日40kmちょっと歩いたら、足の裏がマメだらけになってしまいました^^;
by Mitch (2016-04-20 18:07)
こんばんは^^
いかにも宿場町と言う感じが嬉しい場所ですね~
雪隠、今でも使えるのですか?(@@
枝垂れ桜も美しいですね。こう言う街道なら歩きたいですよ^^
by mimimomo (2016-04-20 18:07)
枝垂れ桜が、満開、いい時に、行きましたね。
by テリー (2016-04-20 19:08)
道中の途中にお店屋さんなんかはありますか?
なんだか人が歩いているとホッとしますね。(^_^)
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2016-04-20 21:10)
雪隠、なかなかお洒落な言葉ですね。
でも若い子には意味はわからないでしょうね^^;
枝垂桜に六地蔵は絵になりますね。
by 美美 (2016-04-20 21:48)
白壁の古い建物
江戸時代にタイムスリップしたかのようですね。
by そらへい (2016-04-20 22:15)
歴史を感じる街並みですね。
by ねじまき鳥 (2016-04-20 22:18)
日本の古い時代のイメージらしい場所ですね。
時代小説などを読むなら、雪隠の意味は分かると思いますが、通常は使わない言葉の一つなので、知らない人の方が多そうです。
by kou (2016-04-20 22:55)
大きな杉玉ですネ 良い眺めです(どうも酒屋が気になります)
どの通りも、時代劇にピッタシ、江戸の旅人が出てきそうです
シダレも、今が盛り、日本の春ですネ
by myossy (2016-04-21 07:55)
斗夢さん
全てが始めて見る光景なので、街道歩きは楽しいです。
沈丁花さん
街は道路とともに変わっていく、その通りですね。
大宮は大宮バイパスが出来て変わりましたね。
yoko-minatoさん
今のところ動けますので、動けるときに前に進みたいです。
kazu-kun2626さん
ちょうどよい時に行きました。
モカさん
各地で、昔のにおいを感じながら歩いています。
Take-Zeeさん
酔ってしまったら歩けなくなります。
重いので買って帰ることもできません。
yakkoさん
ここはとても気に入りました。今までで一番印象に残るところになりそうです。
さる1号さん
枝垂れ桜の光景、とてもラッキーでした。
雪隠、趣のある言葉ですね。
dojitaさん
宿場には造り酒屋は必要条件だったでしょうね。
kuwachanさん
舗装道路でないなら・・・ そうですね。
この白壁もはがれたところもありましたので、ますます昔に戻っ た感じになります。
般若坊さん
私も久しぶりにこの言葉に会いましたよ。
okkoさん
こういう光景が見られるので、街道歩きは楽しいです。
Mitchさん
いきなり40kmも歩いたらそうなりますよ。
mimimomoさん
行くまでが大変ですが、歩いてみてください。
テリーさん
この翌日に行った上田城址もそうですが、ラッキーでした。
なんだかなぁ~!! 横 濱男さん
街道沿いに、店はほとんどありませんが、離れたところにバイパ スが並行してあります。其方にはコンビニとかはあります。
美美さん
雪隠はほとんどわからないでしょう。
六地蔵と枝垂れ桜、いかにものどかな風景です。
そらへいさん
この壁も綺麗な白でしたので、塗り直しも大変でしょう。
ねじまき鳥さん
コメントありがとうございます。
こういうところが全国には沢山ありますね。
kouさん
一度この言葉、使ってみたらいかがですか(笑)
myossyさん
酒を買って帰るには重いので、歩き旅には無理ですね。
by takenoko (2016-04-21 21:10)
雪隠詰め、将棋では屈辱です!
青い杉玉見たら反射的に吸い込まれます・・笑)
by OJJ (2016-04-22 14:41)
ОJJさん
吸い込まれたまま翌朝まで帰ってこないでしょう。(笑)
by takenoko (2016-04-22 17:42)